キューバ野球連盟は14日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた代表チームに、メジャーリーガー2人を招集した。キューバの地元メディアなどが伝えた。同国から亡命しMLBでプレーした選手を代表に入れるのは初となる。

招集されたのは、2014年に亡命し21年にレンジャーズでメジャーデビューしたアンディ・イバネス内野手(29)。今季もレンジャーズでプレーし、今月11日にウエーバーを通じて移籍し、現在はタイガースに所属している。ここまでのメジャー2年間は通算116試合に出場し、打率2割1分8厘、8本塁打、34打点。

もう1人は同じく14年に亡命し18年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューした救援右腕ヨアン・ロペス(29)。今季はメッツに移籍し、メジャーでは8試合に登板し1勝0敗、防御率5・73だった。メジャーでは5年間で121試合に登板し、通算3勝8敗、防御率4・39となっている。