MLBは28日(日本時間29日)、今季メジャーで最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(28)が2年連続で受賞した。2年連続は、元レッドソックスの殿堂入り打者、デービッド・オルティスが03年から5年連続で受賞して以来。今オフはMVPやシルバースラッガー賞など各種表彰を逃していたが、初めての賞獲得となった。

大谷は今季打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、OPS.875を記録。本塁打は昨季の46本から減ったものの、打率は2割5分7厘から大きく上昇した。ライバルだったアストロズのアルバレスは打撃主要3部門とも大谷を上回ったが、DHでの打席に限れば19本塁打、52打点と及ばなかった。

同賞は73年に創設され、元マリナーズのエドガー・マルティネスの功績をたたえ04年に名称変更。最多受賞はオルティスの8度。報道関係者や各球団広報の投票で決まる。