レンジャーズが2日、注目フリーエージェント(FA)だった元サイ・ヤング賞右腕ジェイコブ・デグロム投手と5年総額1億8500万ドル(約259億円)で契約合意した。MLB公式サイトは、この契約がもう一人の注目FAサイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダー投手に与える影響を考察している。

34歳のデグロムは2018年には防御率1・70でタイトルを獲得し、この年と19年は2年連続でサイ・ヤング賞に選出。ただし、ここ2年は故障続きで合計26試合の登板にとどまっていたため、今オフは短期かつ1年あたりの年俸が高めの3年総額1億2000万ドルあたりの契約になる可能性が高いとみられていた。

しかし、ふたを開けてみればデグロムは5年契約をゲット。この結果は来年で40歳ながら今季は防御率1・75でサイ・ヤング賞を獲得したバーランダーの市場価値を押し上げる可能性があると同サイトは分析している。