マリナーズのジャスティン・ホランダーGMは、2日にブルワーズからトレードで獲得したコルテン・ウォン二塁手(32)について「特に右投手に強く、コンタクト能力が高い」とし、マリナーズに不足していた「二塁手による攻撃」の底上げに期待を寄せた。

今季マリナーズで二塁手として主に出場したアダム・フレージャー内野手は打率2割3分8厘、OPS.612にとどまった。

一方、ウォンは今季134試合で自己ベストの15本塁打を放ち、打率2割5分1厘、47打点、17盗塁をマーク。出塁率3割3分9厘、長打率4割3分だった。

ただし、ウォンは今季自己ワーストタイの17失策と、ゴールドグラブ賞2回の実績を持つ選手らしくない守備成績だった。

ホランダーGMは、ウォンが自ら今季の守備の不振について口にしており、来季の改善に向けて準備を積んでいると述べていたことを明かし、不安を打ち消した。(AP)