レイズの救援右腕J・P・フェイエレイセン投手(29)が7日に右肩の手術を受け、来季の大半を欠場する見込みとなったことが分かった。地元紙タンパベイ・タイムズが伝えている。

フェイエレイセンは今季、22試合(うち先発2試合)に登板し、4勝無敗。24回1/3を投げてわずか1失点(自責0)とし、86人の打者と対戦して許したヒットは単打7本のみ、与えた四球は5つと目覚ましい活躍を見せた。なお、1913年に自責点がメジャーに正式導入されてから、自責点0のまま重ねたイニングの回数は今季のフェイエレイセンの記録が最長。

そんなフェイエレイセンだが、6月2日の登板を最後にマウンドに上がれず。当初は右肩のインピンジメント(関節を動かす際に骨や筋肉が衝突することで痛みなどが生じる症状)と診断されたが、その後骨の打撲と言われていた。休養とリハビリを経て9月の復帰を目指していたものの、違和感がぶり返し、そのままシーズン終了となっていた。

レイズによると、フェイエレイセンは今週、キャッチボールをしていたときに右肩の違和感が再発したため、手術に踏み切ったという。再び投げられるようになるまでおよそ4カ月を要し、投球練習やリハビリ登板が可能となるまでさらに4カ月かかる見通し。メジャー復帰は早くても8月下旬とみられている。