MLB公式サイトは2日、カブスの今季の鍵を握る選手5人を特集し、1番目に鈴木誠也外野手(28)を挙げた。

鈴木はメジャー1年目の昨季、ケガの離脱などもあり111試合に出場。3、4月は打率2割7分9厘、4本塁打、14打点と活躍し、ナ・リーグの月間最優秀新人に選ばれた。だがその後は苦戦が続き、最終的には打率2割6分2厘、14本塁打、46打点、9盗塁となった。

記事は「スズキにとってメジャー1年目の22年は、多くのチャレンジに直面したシーズンだった」とし、メジャーの投手を覚える以外にも時差や慣れない土地、言葉の壁などと戦ったと指摘。3、4月にOPS.934をマークし、シーズン最後の1カ月をOPS.847と好成績で終えたことを踏まえ「彼は対応の仕方を覚えた今季、成績を伸ばすはずで、ブレークする可能性がある。そうなれば、シカゴ打線に驚くほどの好影響をもたらすだろう」とした。