レッドソックスが、昨季27本塁打を放った若き主砲ラファエル・ディバース内野手(26)と2033年まで11年総額3億3100万ドル(約447億円)で契約延長に合意したと4日、複数の米メディアが報じた。

当初は34年までと報じられたが、今季の契約を含んでいたため、今年から33年までの11年契約と判明した。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、年俸総額は史上6番目、年平均3009万ドル(約40億6000万円)は史上21番目の高額契約。今季が年俸調停権取得3年目で、今オフにFAとなる予定だった。身体検査を経て正式契約に移る見込みだという。

ドミニカ共和国出身のディバースは17年7月にデビューし、正三塁手に定着。19年には打率3割1分1厘で初の打率3割超えを達成し、21年には自己最多37本塁打を放ってオールスター初選出、シルバースラッガー賞受賞を果たした。昨季は141試合で打率2割9分5厘、27本塁打、88打点、OPS.879をマークし2年連続でオールスターに選ばれた。