ブルワーズの本拠地アメリカンファミリーフィールドで、試合観戦に訪れた25歳の男性客がクラブハウスに忍び込み大量のグッズなどを盗んだとして起訴されたと、7日付の米CNN電子版が伝えた。

窃盗が行われたのは昨年9月、ブルワーズ-ジャイアンツのダブルヘッダーがあった日だった。窃盗容疑の男性はルームメートと一緒に試合を観戦に訪れ、途中で客席を外し戻ってこなかったという。警察の捜査によると、男性はホームチームのクラブハウスなどに忍び込み、コーチが所有する電化製品、クレジットカード、パスポート、2選手が試合で着用しているユニホーム、サイン入りバット、ワールドシリーズ制覇の記念指輪のレプリカ品、アリゾナにある球団キャンプ施設の鍵など多くの品を盗み、ブルワーズの用具入れ専用バッグに入れて自宅に持ち帰った。ルームメートがそれを見て警察に通報し、事件が発覚したという。

窃盗容疑の男性は、球場でビールを10杯飲んで深酔いし、しらふに戻った時に自分の盗んだ多くの物を見てひどく混乱したと話しているという。