ホワイトソックスの守護神リアム・ヘンドリックス投手(33)が8日(日本時間9日)、リンパ球のがんの1つである悪性リンパ腫「非ホジキンリンパ腫」の治療をすることになったと自身のインスタグラムで発表した。「年間で何百もの家族が直面しているように、がんという病名は私と妻にとってショックなものだった。しかし私はこの新たなチャレンジに立ち向かう覚悟を決め、これまでの人生で困難に立ち向かったときと同じ決意で向かっていきたいと思っている」とつづり、9日から治療に入ることを明かした。

所属するホワイトソックスは公式ツイッターでハンGMのコメントを発表。同GMは「球団組織、スタッフ、チームメート、ファンはこれから数カ月の治療の間、リアムとクスティ夫人をサポートする。我々は、復帰可能となった時はただちにホワイトソックスで再び投げてくれると前向きに考えている」とし、「今後のリアムの状態についての報告は、早くても開幕日までは考えていない」とした。

ヘンドリックスはメジャー12年で通算31勝34敗、115セーブ、防御率3・81をマーク。一昨年はセーブ王、昨季は37セーブを挙げ、3度目の球宴に選出された。