マーリンズは30日、レッドソックスの生え抜きで元守護神の救援右腕マット・バーンズ投手(32)をトレードで獲得したと発表した。レッドソックスには救援左腕リチャード・ブライアー投手(35)が移る。

バーンズは11年にドラフト1巡目(全体19位)でレッドソックスから指名されプロ入り。14年にデビューし、17年にはシーズン70登板を記録。18年のワールドシリーズでは3試合で無失点に抑え、世界一に貢献した。21年には守護神として24セーブを挙げ、オールスターに初選出。昨季は44試合で防御率4・31と苦戦し、今月24日にDFA(40人枠から外す措置)となっていた。メジャー通算429試合で32勝30敗、99ホールド47セーブ、防御率4・09。

レッドソックスに移るブライアーは今年でメジャー8年目。16年にヤンキースでデビューし、オリオールズを経て20年途中にマーリンズ移籍。昨季は55試合で防御率3・55だった。メジャー通算308試合で14勝6敗、52ホールド5セーブ、防御率3・06。