メジャーで14年プレーし、2016年のカブスの108年ぶり世界一に貢献したデクスター・ファウラー外野手(36)が1月31日(日本時間2月1日)、SNSで引退を発表した。

04年ドラフト14巡目でロッキーズに入団したファウラー氏は08年にメジャー初昇格を果たし、14年以降はアストロズ、カブス、カージナルスでプレー。メジャー最終年の21年にエンゼルスにトレードで移籍したが、4月9日の試合で左膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷し7試合に出場しただけで残りのシーズンを全休した。昨季はブルージェイズとマイナー契約を結んだが、3試合出場後に自由契約となった。

カブスでプレーした16年には自身初の球宴に選出され、インディアンス(現ガーディアンズ)とのワールドシリーズでは7試合で2本塁打を放つなど活躍し、歴史的なワールドシリーズ制覇に貢献した。

ツイッターに引退に寄せた長いメッセージを投稿し「スパイクを脱ぐときがきました。14年間ありがとう。全力を出し切りました」とつづった。