MLB公式サイトは19日(日本時間20日)、「23年に最も実力を証明すべき選手たち」と特集し、日本人ではレッドソックス吉田正尚外野手(29)メッツ千賀滉大投手(30)ブルージェイズ菊池雄星投手(31)の3人が選ばれた。全30球団から、若手かベテランかを問わず1人ずつ選出。NPBから移籍し、MLBでは新人となる2人に、大型契約を結んでいる菊池が注目された。
吉田はオリックスからポスティングシステムを利用し、5年9000万ドル(約117億円)という大型契約でレ軍に加入した。「吉田自身の過失はないが、最初のメジャーリーグキャンプは顕微鏡でのぞかれる」というほどの注目を集めている。「業界では、レッドソックスが吉田に投じた金額を疑問視する声もあったが、球団は評価に自信を持っており、吉田も正しさを証明しようと意気込んでいる」と紹介された。
千賀はソフトバンクから海外FA権を行使して、メ軍と5年7500万ドル(約97億5000万円)の契約を結んだ。「メッツは千賀の身体状態に疑問がありながらも、5年総額7500万ドルというリスクを負って契約したため、この結婚がうまくいくかどうかを確認する権利を有している」とされた。また「メ軍のフロントは、日本プロ野球のスター選手である千賀がニューヨークで成功することを確信しているが、マウンドに立つたびにそれを証明しなければならないだろう」と重圧と戦わざるをえない状況を説明した。
菊池はマリナーズからブ軍に3年総額3600万ドル(約46億8000万円)で移籍して、今季は2年目を迎える。「5番目の先発、球速と上がり目のあるブルペン左腕、スイングマン(両方を場合に応じてこなす選手)。3つの片りんを見せたが、3年3600万ドルの契約はそれができない投手には与えられない。制球の問題がブ軍の最初の年にはあった。今季は自分でイニングを獲得しないといけない」と分析された。昨季は32試合に登板し、6勝7敗1セーブ、防御率5・19だった。前半は20試合に先発も、後半はブルペンに回った。制球力の改善で、球団の期待にこたえられるか。
大型契約を結ぶと、それだけ注目は大きくなる。



