イタリア代表としてWBCに出場したエンゼルスのダビッド・フレッチャー内野手(28)が、20日のレッズ戦からチームに合流。同僚の侍ジャパン大谷翔平投手(28)と対戦したことに「彼との対決は楽しかった」と振り返った。MLB公式サイトが伝えた。

イタリアは1次ラウンドA組を2位で突破し、東京ドームでの準々決勝で日本と対戦。9番に入ったフレッチャーは先発の大谷と2度対戦し、5回に右前打を放った。

大谷と仲良しで知られるフレッチャーは、大谷について「彼は間違いなく全力でプレーしていた。本当に気合が入っていたよ。彼との対戦はもちろん楽しみにしていた。東京ドームで彼と対戦できたのは現実離れしていたよ。ファンも素晴らしく、試合に熱中していた。エキサイティングだったよ」と話した。大会については「最高だったよ。違う国に行って、その国のファンの前でプレーするのはクールだった。一生に1度の機会だったね」と振り返った。

また、ベネズエラ代表として出場したレンヒーフォ内野手とキハダ投手も復帰。レンヒーフォは「すごかった。歓声も大きかった。毎日をただ楽しもうとしていた。ベネズエラの人たち、そして自分の国のためにプレーできて誇らしかった」とコメントし、キハダは「決して忘れることのない経験となった」と話した。