メッツは25日、昨季ツインズで29試合に先発登板し、8勝を挙げた先発右腕ディラン・バンディ投手とマイナー契約を結んだと発表した。

メッツは開幕を控え、先発ローテーション候補に故障が相次いでいる状況。

地元メディアSNYによると、バンディは補完的な先発候補かとの質問に対して、バック・ショーウォルター監督は「それも手だ」としながら、詳しくはビリー・エプラーGMに聞くよう記者に促したという。

またSNYは、オリオールズ時代のバンディを知るショーウォルター監督が、「彼はプロフェッショナルで、選手層に厚みが出る。今後の成り行きを見ていきたい」とコメントしたと報じた。

バンディは昨季ツインズで8勝8敗、防御率4・89の成績。ツインズとは1年契約で、23年シーズンのオプションは破棄されてフリーエージェント(FA)となっていた。

20-21年シーズンはエンゼルスに所属し、2シーズン通算で34試合に登板し、8勝12敗だった。