昨季ア・リーグ新記録の62本塁打をマークしMVPに輝いたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が、開幕戦の初打席に今季1号を放った。「2番中堅」で先発し、1回1死走者なしで相手の先発右腕ローガン・ウェブ(26)に対し、2球目の93マイル(約150キロ)低めシンカーをすくい上げセンターフェンスの向こうへ運ぶ先制のソロ。開幕戦で本塁打を放つのはメジャー8年目でこれが初めてとなる。今季からチームの主将に就任しており、主将としても初本塁打となった。

チームはエース右腕ゲリット・コール(32)が6回を3安打無失点、ヤンキースの開幕投手としては史上最多の11奪三振をマーク。4人の継投で相手を完封し、快勝した。

ジャッジは「ゲリットが素晴らしい投球をした。我々にとっては、開幕ジャンプスタートになった」と話した。