ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ一塁手が、打球がすっぽりはまったファーストミットをベースカバーの投手にトスする珍プレーが起こった。

ゲレロは5回の守備で、ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手が放った痛烈な一、二塁間へのゴロをキャッチ。本来ならボールだけをベースカバーの投手に投げるはずだがミットから取れなかったため、すかさずミットごとトレバー・リチャーズ投手へ放ってアウトにした。

同様のプレーは過去のMLBでも起こっており、有名なのは1999年のエル・デュケことオルランド・ヘルナンデス投手(ヤンキース)のケース。強烈なピッチャー返しのゴロを好捕したヘルナンデスはボールが外れないと気付くや否や、マウンド付近から一塁へグラブごとオーバースロー。「ストライク送球」で見事にアウトを取った。