レンジャーズは、マーカス・セミエン二塁手が今季メジャー最長となる23試合連続安打を記録するなど、開幕から16回目の2桁得点を挙げて3戦スイープに成功した。

前日に1本塁打を含む6打数4安打3打点と爆発したセミエンは、初回に二塁打を放って自らの記録を更新し、ヨナ・ハイム捕手の2点適時打でホームにかえった。チームは3回にコーリー・シーガー遊撃手の6号ソロなどで5点を追加。6回にもシーガーの適時二塁打やハイムの7号3ランなどで5得点を奪った。

今シリーズを30得点9失点で終了したレンジャーズは、開幕からの58試合で今季メジャー最多の16回目となる2桁得点をマーク。先発の打者全員が少なくとも1安打を記録するという強さを見せつけた。先発のネーサン・イオバルディ投手も6回を1安打無失点、1死球、7三振とほぼ完璧な投球を披露。今季8勝目(2敗)を挙げ、「おそらく、今は誰もが楽しくてしかたがないと思うよ」と話した。

イオバルディはさらに「うちの攻撃力は褒めても褒め足りないくらいだ。おかげで仕事が少し楽になる。相手は僕が援護されているのを分かって打席に立つからね」とコメント。

ブルース・ボウチー監督も「得点圏にランナーがいる状態で、誰もが素晴らしい打撃を見せてくれた」と選手たちをねぎらった。(AP)