エンゼルス大谷翔平投手(28)が日米通算200号本塁打を放った。ロッキーズ戦に「2番DH」で出場し、5回の第3打席で、今季25号を右翼スタンドへ運んだ。本塁打は18日ロイヤルズ戦以来3試合ぶり。大リーグを経験した日本人選手では、今年5月の鈴木誠也(カブス)以来12人目の到達者となった。両リーグで本塁打トップの座を守るとともに、ア・リーグではジャッジ(ヤンキース)に6本差をつけた。

例年好調の6月はこれで11本目。5月30日からは22試合で13本目となった。チーム77試合目で、25号はシーズン52本ペース。21年の自己最多46本塁打を上回る。

大谷は日本で通算48本、メジャーリーグでは通算153本を打っている。日本人選手の日米通算200号は12人目だが、両国で1本以上を打っている選手に限ると11人目となる。現役では筒香嘉智(前レンジャーズ3A)、鈴木に次いで3人目。

ロッキーズ戦では10試合目の出場で4本目だが、標高が約1600メートルと高く、打球が飛びやすいとされるクアーズフィールドでは初アーチとなった。

大谷が本塁打王を獲得すると、メジャー6年目で初となる。過去に日本人の本塁打王はいない。

◆大谷の年度別本塁打

18年=22本

19年=18本

20年=7本

21年=46本

22年=34本

【動画】大谷翔平が日米通算200号 投手ぼうぜん、豪快スイングで厳しいインコースを右翼へ