アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)がツインズ戦で3-3の8回途中から7番手で登板し、1回2/3を2安打2失点、無四球3三振で8敗目(5勝)を喫した。今季32試合で防御率9・06。

後半戦初戦は8回1死一、二塁のピンチで登場。昨季22本塁打を放った強打者の1番コレアに対し10球を要したが、最後はフルカウントから99・4マイル(約160・0キロ)のフォーシームで二ゴロ併殺打に仕留め火消しに成功。しかし続投した9回、先頭の2番ソラノに二塁打を許し、1死後に途中出場のギャロに1ストライクから99・9マイル(約160・8キロ)のフォーシームを左翼ポール際に運ばれた。失点は6月24日のブルージェイズ戦以来で、連続無失点は6試合で途切れた。

後続は打ち取ったが、チームはその裏に1点を返すのみで敗戦。藤浪の黒星は最後に失点したブルージェイズ戦以来。アスレチックスは5連敗で今季25勝68敗の借金43となった。