両リーグ勝率トップを誇るブレーブスは24日、ロッキーズから元阪神のピアース・ジョンソン投手(32)をトレードで獲得したと発表した。ロッキーズには交換要因としてマイナー投手2人が移る。

ジョンソンは19年に阪神でプレーし、セットアッパーとして活躍。“PJ”の愛称で親しまれ、58試合で2勝3敗40ホールド、防御率1・38を記録した。20年にパドレスでメジャー復帰し、昨オフにロッキーズに移籍。守護神を任されるも防御率7・50と苦戦し6月上旬にブルペンに回った。今季42試合で1勝5敗、4ホールド13セーブ、防御率6・00だが、打者天国の本拠地クアーズフィールド以外では18試合で防御率4・11となっている。

また、ブレーブスはジョンソンの他にレンジャーズから19日にDFA(メジャー40人枠から外す措置)になった左腕テーラー・ハーン(28)を金銭トレードで獲得した。今季は4試合で防御率10・29だが、昨季は31試合(先発13)で6勝8敗、2ホールド1セーブ、防御率5・13だった。

ブレーブスは現在64勝34敗でナ・リーグ東地区1位。2位のフィリーズとマーリンズに11・5ゲーム差をつけ独走している。しかし右腕チャベス、左腕リーら中継ぎ陣の離脱が相次いでいた。