今季までジャイアンツの監督を務めたゲーブ・キャプラー氏(48)が1日(日本時間2日)、マーリンズのGM補佐に就任することが決まったと複数の米メディアが伝えた。

キャプラー氏は現役時代に外野手としてタイガース、レッドソックス、レイズなど6球団で12年間プレー。2005年には巨人に所属したが、38試合に出場して打率1割5分3厘と振るわずシーズン途中で退団した。

現役引退後、18年にフィリーズの監督に就任し、2年勤めた後、20年からジャイアンツを指揮。21年には107勝55敗の快進撃で地区優勝を果たしたが、今季はチームが78勝81敗でポストシーズン進出を逃し、シーズン終盤に3試合を残して解任された。

マーリンズは今オフ、レイズの幹部だったピーター・ベンディックス氏が編成本部長に就任し、キム・アングGMが退任するなど新体制づくりが進められている。GM補佐はキャプラー氏を含め4人体制となった。