ドジャースが、FAとなっていたベテラン救援右腕ジョー・ケリー(35)と再契約に基本合意したと、2日付の複数の米メディアが伝えた。1年の単年契約で金額は現時点では不明。フィジカルチェックを済ませた後に正式契約になるという。

2012年にカージナルでデビューしたケリーは、19年から3年間ドジャースに所属し、今年7月にホワイトソックスからトレードで2年ぶりにドジャースに復帰した。今季は2球団で42試合に登板し2勝5敗、13ホールド1セーブ、防御率4・12だったが、古巣復帰後は1勝2ホールド、防御率1・74と安定。フォーシームの今季平均球速は99マイル(約159キロ)と、球速に関してはいまだトップクラスだ。

ドジャースのブルペンには今季24セーブの右腕フィリップス、防御率1・20の右腕グラテロル、防御率3・43の左腕ファーガソンら強力なメンバーがそろっており、ケリーの残留でさらに強化された。