DeNAからポスティング制度で米移籍を目指す今永昇太投手(30)の移籍先は、年内に決着する見込みとなった。

同投手の代理人を務める「オクタゴン」を統括するアラン・ニーロ氏が、ウインターミーティング会場で現状と今後のメドについて明かした。

11月28日に交渉解禁となったこともあり、同氏は「まだ始まったばかり」と慎重に言葉を選びつつも、興味を示すチームを「10球団ぐらい」と明かし、決着時期について「クリスマスあたりには…」と話した。

MLB公式サイトがFA先発投手で8位にランクする左腕への人気は極めて高く、各球団は「先発2~3番手」と評価。具体的な条件は、メッツ千賀と同程度の5年総額7500万ドル(約112億5000万円)からスタートし、1億ドル(約150億円)前後と予想する有力メディアもある。交渉期限は米東部時間1月11日午後5時(同12日午前7時)。時間的な余裕はあるものの、今後は正式オファーが殺到する見込みで、順調にいけば年内決着の可能性も高そうだ。