ヤンキースがチーム内規定として設けている「ひげ禁止ルール」を、かつて所属した選手が「ばかげたルール」と批判した。

意見したのは、19年に同球団でプレーした元外野手のキャメロン・メイビン氏(36)。メイビン氏は7日、X(旧ツイッター)を更新し「ヤンキースファンにとっては気に入らないかもしれないが、もしヤンキースがひげに関するルールをなくしたら、どれほど魅力的なチームになるか驚くだろう。このルールをばかげていると思っている優秀な選手は多い。もうすぐ2024年になるというのだから、なくせばいい。間違いなくもっと選手をひきつけるチームになる。繰り返しになるが、これは私が実際にプレーした経験や会話をもとにしている」と主張した。

ヤンキースのひげに関するルールは1976年に前オーナーのジョージ・スタインブレナー氏が発案したとされ、現在でも丁寧に手入れされた口ひげ以外のひげは禁止となっている。過去にも他の選手から批判されており、かつて所属したアンドルー・マカチェン外野手は「選手として、また人間としての個人主義を奪うものだと思う」と20年にコメントしている。