レッドソックスは、複数選手がからむトレードでゴールドグラブ賞2回の実績を持つタイラー・オニール外野手(28)をカージナルスから獲得したと発表した。

カージナルスにはニック・ロバートソン(25)とビクター・サントス(23)の右腕2投手が移籍する。

オニールは2021年シーズンに打率2割8分6厘、34本塁打、80打点をマークしてナ・リーグMVP投票で8番手だったが、それ以降は期待に応える成績を残せていない。メジャー6シーズンでの平均打率は2割4分8厘、通算78本塁打。

カージナルスに移るロバートソンは23年シーズンにレッドソックスとドジャースで合計18試合に登板し、0勝1敗、防御率6・04だった。サントスは今季右肘の故障のために登板なしに終わった。同投手はカージナルス傘下マイナーへ送られる。

カージナルスのジョン・モゼリアク編成本部長は声明で、「投手の選手層の薄さが課題である一方で外野手陣の出場時間も懸念していたので、2つの課題を一度に解決できた」と説明した。(AP)