ドジャース大谷翔平投手(29)はキャンプ3日目、フィールド上でのトレーニングは行わなかった。山本のブルペン投球を見守った後は、水原通訳を介さずに2~3分、ロバーツ監督とマンツーマンで談笑。その後は同通訳とゴームズGMと何やら話し込んでいた。

前日は下半身と上半身のトレーニングで汗を流し、走力とフィジカル強化に励んだ。エンゼルスに在籍していた昨年まで大谷は、登板時以外では自らの判断で盗塁ができる、いわゆる「グリーンライト」を基本としていた。ロバーツ監督は「状況に応じて、彼が走るタイミングだと感じれば、それはいいと思う。彼が足を使うことができれば、それはとても大きい。盗塁に関していえば、積極的に走って欲しい」とコメント。これまで通りのやり方を踏襲する考えを示した。

今キャンプで大谷は右肘のリハビリを続けながら、独自に調整を進めている。この日は、キャンプ期間中では初めて自らポルシェを運転して球場入り。帰宅時にはルーフオープンでハンドルを握り、風を感じながらさっそうと球団施設を後にした。