ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が、岩手・花巻東高の後輩だったドジャース大谷翔平投手(29)とのオフシーズンのすしパーティー騒動を振り返った。

エンゼルスからFAとなった大谷がドジャースとの契約を決める直前、ブルージェイズが移籍先の最有力として浮上。昨年12月8日にはプライベートジェットでカリフォルニア州からトロントへ向かっているとのうわさが流れ、菊池がトロント市内の高級すし店に50人の予約を入れたという情報も流れたことから、菊池が大谷を囲んだすしパーティーを開催するとの臆測がSNSで広まった。

菊池は18日付の地元紙トロント・サン電子版のインタビューでその騒動を振り返り、通訳を通し「あのニュースには僕も驚いた。朝起きたらたくさんの人からメッセージが入っていて、大谷とすしに行くのかと聞かれた」と明かした。

大谷が最終的にドジャースを選んだことには「もちろん一緒にプレーしたかった。彼は球界最高の選手だ。あんな選手と一緒にやりたくない人などいない。でも僕らはすでにいいチーム。優勝できる戦力があるし、自信を持っている」と話した。

オフの間は、長男の学校があるためトロントにとどまりトレーニングをしながら過ごしたという。「シーズン中は外出するのが難しいが、オフシーズンにトロントにいていろんなレストランへ行き、街を知ることができた。いい時間が持てた」と話した。