昨季ワールドシリーズを制したレンジャーズが、フィリーズからFAになった先発右腕マイケル・ロレンゼン(32)と1年450万ドル(約6億7500万円)で合意した。20日、米メディア「アスレチック」のケン・ローゼンタール記者がXで伝えた。出来高が最大250万ドル(約3億7500万円)付く。

ロレンゼンは15年にレッズでデビュー。1年目は先発で起用されたが、2年目からブルペンに回り、19年には73試合で防御率2・92を記録した。打撃と二刀流でも知られ、18年には4本塁打を放ち、19年には外野で29試合に出場。22年にはエンゼルスに移籍して先発に復帰し、大谷とともに先発ローテを形成した。昨季はタイガースとフィリーズで計29試合に登板して9勝9敗1セーブ、防御率4・18。メジャー通算成績は342試合で40勝38敗、71ホールド15セーブ、防御率4・11。