ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平氏(39)の違法賭博疑惑で、水原氏が米専門テレビ局ESPNの取材に対し、当初の取材と2度目の取材で発言の内容が異なっていることが注目されている。
ESPNは20日午前4時55分、水原通訳に2度目の電話取材を行ったとしている。
ESPNはこの取材で、水原氏が以前の取材ではウソをついていたと語り、それまでの主張を一転し、大谷は水原氏の借金、ギャンブル、返済について何も知らなかったとした。
ESPNが明かした20日の取材時の主なやりとりは以下の通り
--大谷はいつ、この状況に気が付いた
何も答えられない、と言うように言われた。
--大谷の代理人にか。あなたの代理人にか
いいえ。
--これらのことを話すために何か支払いを受けているか
いいえ。
--これらのことを言うために何か合意したか
いいえ。
--自発的に自由意思で行っているか
はい。
--野球に賭けたか
いいえ。
--翔平にウソをついたか
はい。
--意図的に大谷に誤訳を伝えたことがあるか
1度もない。
ESPNは加えて文書で「大谷の口座から彼が知らないうちに金を引き出したか」と質問したが、返答はなかったという。