ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」で出場し、第3打席で右前打を放った。右腕パダックと対戦。内角のスライダーを捉え、右前に運んだ。

1点ビハインドの7回2死一塁、第4打席では二ゴロで凡退し、併殺崩れから一塁走者で残塁。その後、フリーマンの右翼線への二塁打で一気にホームを狙った。球審の判定ではセーフとされたが、ツ軍のチャレンジにより、判定が覆った。中継プレーで遊撃手コレアがストライク送球を見せ、間一髪アウトとした。

ロバーツ監督は「コレアの素晴らしい送球だった。少し高かったらセーフ。野球としては、とてもいいプレーだった」と大谷のベースランニングを評価した。イブル三塁コーチも「ショウヘイは俊足だし、状況的にも2アウト。正しいプレーだったと思う」と胸を張った。

大谷はこの日、3打数1安打。本塁打は出ず、日本人メジャーの通算本塁打タイ記録(175本)は再びお預けとなった。

【動画】大谷翔平の猛スライディング 主審の判定はセーフだったが…