銀行詐欺容疑で訴追されたドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)にロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷することが11日、分かった。

米連邦地検は11日、違法なブックメーカーへの借金を返済するため、大谷の銀行口座から合計1600万ドル(約24億円)以上を不正に送金していたとして、同容疑者を銀行詐欺の疑いで訴追したと発表した。

水原容疑者は3月20日に韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕戦のベンチで業務を務めたが、騒動の発覚を受けて球団から解雇された。その後の所在については不明な点が多いとされていたが、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版では「韓国からカリフォルニアに戻って飛行機を降りた際に警察当局に呼び止められた。当局に何を話したかは不明だが、逮捕はされなかった」と伝えている。

水原一平容疑者 禁固最大30年、24億円以上を大谷口座から送金、賭博負け総額は275億円>>