ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場し、4打数1安打だった。

パドレス先発のダルビッシュ有投手(37)と開幕戦以来2度目の対戦となり、第1打席は空振り三振、第2打席は三飛、第3打席は空振り三振に倒れた。投手が替わった7回に中前打で2試合ぶりの安打を放った。

第1打席は1回無死二塁、カウント1-2からの7球目、内角低めに食い込む93・2マイル(約150キロ)のカットボールにバットが空を切った。第1打席から直球、スプリット、スイーパー、カットボールなど多彩な球種で攻められた。

第2打席は3回2死、内角に入る誘い球の変化球を3球見逃し、3ボールから内角低めのスライダーを果敢にフルスイングするも空振り。フルカウントとなり、外角のスプリットで三飛に仕留められた。

第3打席は5回1死でダルビッシュと3度目の対戦となった。この打席は外角の変化球が中心。カウント2ストライクから真ん中低めに落ちるカットボールで空振り三振に倒れた。

第4打席は3点をリードされた8回無死、左腕ペラルタと対戦した。初球の87・7(約141キロ)マイルのチェンジアップを中前に運び、2試合ぶりの安打を放った。打球速度は108・6マイル(約175キロ)だった。

大谷はこれで打率3割3分8厘、OPSは1・408とした。

大谷は12日(日本時間13日)のパドレス戦で、松井秀喜氏に並ぶメジャー通算175号を放った。記録更新のアーチへ期待がかかっていた。

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