<メッツ5-2ブレーブス>◇23日(日本時間24日)◇シティフィールド

 メッツ高橋尚成投手(35)がメジャー初勝利を飾った。先発メインが故障のため降板し、4回2死一塁で緊急登板。持ち味を生かした投球で、3回を2安打1四球7奪三振1失点(自責点1)とした。打席でも川上から左前打を放ち、メジャー初安打を記録した。防御率は4・09。「先発の勝ちをいただいただけ。でも、リリーフでもらった勝ちは、先発の時と違った喜びがありますね」と話した。

 ブレーブス川上憲伸投手(34)は今季3度目の先発。4回まではテンポよい投球を続けたが、5回先頭デービスに本塁打を浴びた後からリズムを崩し、6回には2連続三塁打を浴びて2点を失った。6回を投げて6安打1四球3奪三振3失点(自責点3)で、防御率は4・76。斎藤隆投手(40)は2点を追う7回から2番手として登板。味方失策などの不運も重なり、2失点を喫した。1回を投げて2安打2四球2失点(自責点2)。防御率を2・57とした。

 試合は5-2でメッツが勝利した。