ロッキーズ傘下3Aコロラドスプリングズで今季を終えた松井稼頭央内野手(34)が15日、滞在先の米ロサンゼルスから帰国した。今後は日米を問わず、FAとして新たな所属先を探すことになるが「日米で五分五分?

 もちろんそうです」と、現時点では日米すべての可能性を探ることを示唆した。

 来季所属先の決定時期については「9月に帰ってくることなんてなかったから想像がつかないんですよね。遅いよりは早い方が良いけど、焦ることはしたくない」と期限は設けなかった。ただ3Aではかつての定位置、遊撃も守り「2つできるというのは自分にとって大きい」と手応えを感じており、遊撃手としてのオファーも歓迎する。

 今後は、今月末から来月初旬にかけてトレーニングを再開するが、二塁、遊撃両方の練習をして来季に備える。