オリオールズ和田毅投手が26日(日本時間27日)、左肘の異常を訴え、練習を休んだ。病院で検査を受けた結果、骨や靱帯(じんたい)に損傷はなかった。関節にたまった水を抜き、炎症予防の注射を打った。今後3日間ほど投球練習を控えて様子を見る。

 大リーグ1年目の和田は19日にキャンプイン。ブルペンに2度入り、26日は打撃投手を務める予定だった。和田は「日本でも毎年この時期は違和感が出ていた。痛みはない。きょうも投げようと思えば投げられたが、無理をして悪化させると、チームに迷惑がかかる」と説明した。

 ショーウォルター監督は「自分から状態を伝えてくれてよかった。心配していない。少し休ませて、また投げさせたい」と話した。

 和田のコメント。

 「痛みはなく、全く心配していない。毎年、この時期に出る違和感なので、早めにチームに伝えておきたかった。2、3日(投球練習を)休んでキャッチボールを再開したい」。