中日からFA宣言した川上憲伸投手(33)が、元ドジャースGMダン・エバンス氏(48)と代理人契約を結んだことが23日、分かった。今後、国内外球団との折衝はエバンス氏が担当する。

 メジャー最優先の意志を持つ川上にはダイヤモンドバックス、メッツ、インディアンス、ロイヤルズ、パドレスなどが獲得に興味を示している。

 エバンス氏は01年から04年までドジャースのGMを務めた人物で、02年には当時ヤクルトからFA宣言した石井一投手(現西武)を獲得した。その後、07年に自身のマネジメント会社を設立した。FA移籍に必要な折衝などを熟知しており、初めてFA宣言した川上には心強い存在だ。