【フォートローダーデール(米フロリダ州)24日(日本時間25日)=四竈衛】メジャー通算427本塁打を放ち、ドジャース時代に野茂英雄氏とコンビを組んだマイク・ピアザ氏(40)が、オリオールズ上原浩治投手(33)に成功の秘訣(ひけつ)を送った。昨年5月に引退を発表し、現在、WBCイタリア代表の打撃コーチを務める同氏がオ軍との練習試合のため、キャンプ施設を訪れたもので、野茂氏の活躍を例に、上原に期待の言葉を残した。
「ヒデオがパイオニアとして来て以来、日本のトップ選手がメジャーに来続けているのは素晴らしい」。上原とは面識がないが、野茂をはじめ日本選手の資質は分かっている。「日本選手は基本に忠実。大事なのは、周囲の話を聞くこと。ヒデオは常によく聞いていたし、我慢強かったよ」。
グラウンドでの接点はなかったが、ピアザ氏の助言通り、上原自身も対話を重視。練習前には、クレイニッツ投手コーチとオープン戦でのテーマについて話し合った。「日米の考え方の違いもありますからね」。図らずも上原のグラブに縫い込まれている文字は「我慢」。ピアザ氏のエールは、上原の気持ちと一致していた。



