米大リーグ、ジャイアンツ傘下の3Aフレズノでプレーする藪恵壹投手(40)が11日(日本時間12日)、解雇された。今季はふくらはぎの故障の影響で思うような投球ができず、メジャーでの登板はなかった。藪は「まずケガを治してから、今後のことはゆっくり考えたい」と話したが、時期的に今季の復帰は難しい状況。このまま現役を引退する可能性が出てきた。皮肉にも藪に代わってフレズノに入団するのは先月、ジャイアンツとマイナー契約を交わした高津臣吾投手(40)。ビザ取得を終え、現在アリゾナで調整中で、オールスター明けにもチームと合流する予定になっている。今季、藪の3Aでの成績は18試合に登板し、1勝1敗1セーブで防御率6・55だった。