<レッドソックス7-8ブルージェイズ>◇9月29日(日本時間30日)◇フェンウェイパーク

 【ボストン(米マサチューセッツ州)=山内崇章】レッドソックスがシーズン157試合目で3年連続プレーオフ進出を決めた。マジック「1」で迎えた本拠地でのブルージェイズ戦は7-8の惜敗。自力突破を果たせなかったが、同日にマジック対象のレンジャーズが敗れたため、ワイルドカード1位が決まった。

 西海岸でレンジャーズが敗れた瞬間、東部ボストンの時計は、日付が変わって午前0時47分をさしていた。ブ軍に敗れてから約2時間半後に始まった深夜のシャンパンファイトには、選手、スタッフ合わせて約30人が集合。試合後帰宅していた斎藤隆投手(39)と田沢純一投手(23)は球場に再び戻って参戦した。

 斎藤は、この日のブ軍戦に5点ビハインドの7回3番手で登板し、1イニング1失点。「勝って騒ぎたかったけど、1年間やってきた結果。こうしてシャンパンを浴びると(苦労が)報われる」と喜んだ。

 有志による自由参加だったため、クラブハウスでのシャンパンファイトは報道陣に公開されなかった。フランコナ監督、エプスタインGM、松坂は参加しなかった。