レッドソックスが29日、マイナー契約で入団した正田樹投手(29=元阪神)を解雇した。球団広報が明らかにした。マイナーキャンプに参加していた正田はここまで、マイナー相手のオープン戦3試合に登板。19日の初登板で打者10人に対し4安打2失点と打ち込まれるなど、2試合で失点を喫した。年齢的にも3Aスタートを期待されていたが実力不足と判断された可能性が高く、開幕前に非情の通告となった。正田は群馬・桐生一高のエースとして活躍し、99年夏の甲子園で優勝。同年のドラフト1位で日本ハムに入団し、その後阪神、台湾でプレーした。今後も米国に残り、トライアウトなどで移籍先を探すものとみられる。