あとがない戦いが続く中、フィリーズの「赤鬼」マニエル監督の口調は、熱っぽかった。第5戦で右手人さし指に死球を受けた2番ビクトリーノの欠場はマイナス材料だが、先発マルティネスへの信頼感は変わらない。「彼は今でも間違いなく1試合投げ切る能力がある。いい投球を楽しみにしているよ」。第4戦で先発したブラントンもブルペンで待機する予定で、総動員態勢で最終戦まで持ち込むつもりだ。