日本ハムは30日、ビクター・ガラテ投手(30)の契約解除を発表した。

 チームの補強ポイントだった左腕として、今季新加入。開幕カード3戦目には、故障で登板回避した浦野に代わって代役を務めるなど先発で3試合、中継ぎで10試合に登板した。計13試合で3勝1敗。シーズン序盤に左太もも裏を故障するなど、安定して1軍定着はかなわなかった。

 ガラテは球団を通して「日本でプレーしたいという長年の夢をかなえてくれたファイターズには感謝の気持ちしかありません。チームの期待に応えられなかった自分がふがいないとしか言いようがありません。このような形でチームを去るのはとても残念ですが、これからは前を向いて新たな道を進んでいくしかありません」とコメントした。

 吉村チーム統轄本部長兼ゼネラルマネジャーは「足の故障があって、その状態を気にしていた。8、9月は試合に出るチャンスはないと判断しました」と説明した。