リトルリーグのワールドシリーズは8月30日(日本時間31日)、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで決勝が行われ、日本代表の東京北砂が米国代表のペンシルベニアを18-11で下し3度目の優勝を果たした。東京北砂は8点を追う2回に7点、3回に4点を奪って大逆転。5本塁打を含む22安打を放ち、決勝史上最多の両軍合わせて29得点の打撃戦を制した。

 米国では夏の風物詩として人気ある大会で、客席は約4万2000人のファンで埋まった。AP通信によると、日高監督は「(8点リードされ)選手たちには勝負事は終わるまで何が起こるか分からないと伝えた」と話したという。東京北砂にとって、早実・清宮が中心選手だった12年以来の頂点。今回は弟の福太郎内野手(12)がメンバー入りして、この日は4回に左前打を放ちチームに貢献。兄に続く世界一を達成した。