巨人久保裕也投手(35)が今季限りで退団することが1日、決まった。

 球団と話し合いを重ね、現役続行の意向が尊重された。3日に行われるファーム日本選手権(宮崎)には、ブルペンに控える。久保は02年ドラフトの自由獲得枠で東海大から入団。10年には79試合に登板して32ホールドを記録。11年には20セーブを挙げるなど、チームに欠かせないリリーフ投手の役割を担ってきた。近年は右肘や股関節の手術を受けるなどけがに苦しみ、今季の1軍出場はなかった。それでも久保の実績と経験を高く評価し、獲得調査に乗り出す球団はあると思われる。なお、巨人はこの日、青木高広投手(33)横川史学外野手(30)坂口真規内野手(25)と来季の支配下選手契約を結ばないことを発表した。