工藤部屋入門!? ソフトバンクのドラフト5位、初芝橋本・黒瀬健太内野手(18)が20日、大阪市内で入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で合意した。高校通算97本塁打の右のスラッガー。高校時代は捕手だったが、プロでは内野手に転向予定。どっしりとした体格を生かし、アーチを量産する。

 この日の交渉場所はちゃんこ料理店で、黒瀬はちゃんこをおいしそうにペロリ。福岡はもつ鍋が有名だが「鍋は好きで、もつ鍋も食べたことがある。おいしいものがたくさんあると聞いているので楽しみ。食べて力をつけて、尊敬する柳田さんのようにフルスイングしたい。1日も早く1軍に上がって、ヤフオクドームでたくさん本塁打を打ちたい」と声を弾ませた。

 対戦したい投手は日本ハム大谷だ。高校時代は甲子園出場がなく、140キロ台前半の直球しか打ったことがないが「どんな球がくるのか楽しみ。直球には自信がある。ホームランにしたい」と、目を輝かせた。

 ◆黒瀬健太(くろせ・けんた)1997年(平9)8月12日、大阪・泉南市生まれ。新家小1年から「新家スターズ」で外野手で軟式野球を始め、同年中に捕手転向。一丘中では「貝塚ヤング」に所属。初芝橋本では1年春からベンチ入りし、同秋から正捕手。2年秋は県4強。50メートル6秒85。遠投100メートル。181センチ、97キロ。右投げ右打ち。