オリックスからドラフト６位指名された仙台育英・佐藤世那投手（１８）に、早くも地元デビュープランが浮上！？　酒井投手コーチが２４日、神戸市内の合宿所を視察。今夏の甲子園準Ｖ右腕の話題に触れ「いいものを持っていると思う。大きな舞台で結果を出してきたし、実戦タイプかな。早い段階から上で投げさせることを考えている」と、来春キャンプやオープン戦での１軍起用も視野に入れていることを明かした。

　まだ仮契約も済ませていない入団前の“ルーキー”に対して異例ともいえる期待の大きさだ。さらに同コーチは早期１軍プランにとどまらず「初登板はコボスタで投げさせようか」と、佐藤世の地元仙台でのデビュー計画も明かした。今季の投手陣は野手と同じくケガ人が多く苦しんだ。来季へ整備が必要だが、首脳陣はたとえ高卒１年目でも戦力となる可能性があれば、起用法を練っていく。