阪神鳥谷敬内野手(34)は9年ぶりに2番で先発し、13試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 2点を追う3回1死一塁では左前打を放ち、この回4得点の逆転劇をお膳立て。6回にも三遊間を抜いた。先発2番は07年8月25日中日戦(ナゴヤドーム)以来。「打ったことがない打順でもない。外国人選手との絡みもあるので。(2安打は)次につなげられるように頑張ります」。開幕から不振に苦しんでいたが、3月26日中日戦(京セラドーム大阪)以来の2安打で復調の兆しを見せた。