明大がタイブレークを制して法大を破り、兄弟優勝へ1歩前進した。

 5-5の延長12回、高瀬雄大内野手(2年=長崎西)が勝ち越しの中前打を放った。今秋ドラフト候補の佐野恵太内野手(4年=広陵)の弟で4番の悠太内野手(2年=広陵)が左前打で続き、この回一挙4点を奪って試合を決めた。

 スタンドで応援する兄の前で安打を放った佐野悠は「最後に1本打てて良かったです。目標は兄と同じグラウンドに立つこと。精いっぱいアピールしたいです」と言った。