阪神金本知憲監督(48)も連敗を3で止める6-0快勝を喜んだ。

 谷間で先発したドラフト5位の新人青柳が巨人打線を7回1安打無失点に抑える好投。「ツーシームがいいところに決まった。もう少しボール球が多くて打たれるかと思ったけど、予想外のナイスピッチでしたね」と目尻を下げた。

 打線も初回に4番福留が先制二塁打を放ち、5番ゴメスが出場31試合ぶりの2ランを放つなど4打点で、貧打に泣いていたチームが6月以降、初めて6点を取った。「やっぱり福留とゴメスですよね。ゴメスが打つ、打たないでは大きな違い。福留とゴメスが打てば点が入る、勝てるという試合でした」。負ければ自力優勝が消滅した試合で主力が意地を見せ、監督も満足の勝利となった。