17日に育成から2度目の支配下登録となった楽天宮川将投手(25)が、14年8月以来の1軍マウンドに上がった。

 8回から登板して、レアード、谷口、大野を3者凡退に抑えた。直球は全て147キロ以上を計測。最速は151キロだった。「緊張しました。投球練習の時から、どこに力を入れていいか分からないくらいでした。札幌は手術前最後に登板した場所。懐かしかったです」と振り返った。

 梨田監督は「投球練習から心臓がバクバクしていたみたいだね。フェルナンド(8回に代打で左翼フェンス直撃の二塁打)もそうだし、若い力が自信をつけてくれたら」と、いっそうの活躍に期待した。